
26SS COLLECTION
今回のサロン会でご紹介しているクッキーは、
社会福祉法人 自靖会 が運営する就労継続支援B型事業所 NATUR(ナチュール) で丁寧に作られたものです。
自靖会は、介護・交流・就労支援など多岐にわたる取り組みを通して、地域の中で誰もが「居場所としての安心」を
感じながら暮らせる社会の実現を目指して活動されています。
その根底にあるのは、「すべての人に笑顔を、すべての人に居場所を」という揺るぎない理念です。
現代表理事の 井口 愛 さんは、この理念を実践として形にしながら、人と人とが自然につながり、
支え合える地域づくりに真摯に向き合ってこられました。
本日お召し上がりいただくクッキーは、そうした想いのもと、作り手一人ひとりの手によって生まれたものです。
背景にあるストーリーにも思いを寄せながら、そのやさしい味わいをぜひお楽しみください。

社会福祉法人 自靖会理事長 井口 愛さんのメッセージ
私たち社会福祉法人自靖会は、
この地域に暮らす皆さまの集いの場となり、共に支え合い、貢献していくことを目的としています。
2025年6月に開設した本施設は、高齢者福祉と障がい福祉を一体的に備えた複合拠点です。
就労支援機能や地域交流機能、防災機能を併せ持ち、制度や立場によって支援が分断されない仕組みを目指しています。
特別養護老人ホームでは、他施設では受け入れが難しい場合も多い透析を必要とされる方についても、
関連医療機関と連携しながら対応しています。
医療と生活が切り離されることなく、その人らしい暮らしを継続できる体制を整えることも、私たちの役割の一つです。
また、4階の地域交流スペースは、今後子ども食堂の実施も視野に入れながら、
世代を越えて自然と人が集まる場所として育てていきたいと考えています。
平時には地域の交流拠点として、非常時には防災拠点として機能する。
「普段の日も、いざという時も」、地域にとって心強い存在でありたいという思いのもと設計しました。
私たちが描いているのは、人生の段階が変化しても関わりが途切れない環境です。
支援を受ける立場と支える立場が固定されるのではなく、
状況や場面に応じてその双方を自然に行き来する地域でありたいと考えています。
その仕組みを地域の中で支え続けられる拠点であることを目指しています。
同時に、この施設は利用者様だけの空間ではありません。
働く職員が専門性を十分に発揮できる環境であることが不可欠です。
そのため設計段階から動線や空間構成を見直し、負担を軽減し連携を促す環境を整えました。
働く環境への投資は、福祉の持続性への投資であり、結果としてケアの質の安定につながると考えています。
日常においても、非常時においても、地域にとって機能する拠点であること。
そして地域の拠り所として、自然と人が集まり、皆さまにとっての「大切な場所」であり続けること。
その実現に向けて、私たちは挑戦と進化を重ね続けてまいります。
井口 愛(いぐち あい)
社会福祉法人自靖会 理事長/社会福祉士/MPH (公衆衛生学修士)
上智大学総合人間科学部社会福祉学科卒業。社会福祉士資格を取得後、米国大学院にてMPH(公衆衛生学)を修了。
ニューヨークでは医療保険制度に関わる支援業務に従事し、制度と生活を結ぶ現場を経験する。
2025年、社会福祉法人自靖会を設立。
東京都江戸川区鹿骨(ししぼね)にて、特別養護老人ホームを中心とした高齢者・障がい者の複合施設を開設。
現在は115床規模の特別養護老人ホーム(うちショートステイ11床)を中核に、重度心身障がい生活介護、就労継続支援B型事業 (カフェ)、居宅介護支援などを併設する多機能型の地域拠点を運営している。
年齢や障がいの有無にかかわらず、人が自然に交わり、支え合える共生型コミュニティの実現を目指し、福祉を地域に開かれた持続可能な拠点として運営している。












